自転車店の開業を検討されている中でも以下のような不安を抱えている方も多いと思います。
・安定して経営を続けていけるだろうか?
・開業資金やランニングコストと利益のバランスは取れるだろうか?
・コロナの影響で店舗経営のリスクがある中大丈夫だろうか?
そんな方におすすめなのが自転車の出張修理専門業です。
文字通り自転車を所有するお客様の元に出向き修理やメンテナンスと行いながら利益を挙げていくスタイルになります。
自転車店と比較してコストや働き方など、さまざまな違いがある上に出張修理ならではのメリットも豊富です。
今回は自転車出張修理専門「サイクルラボ」が出張による自転車修理サービスの利点について解説いたします。
1.自転車出張修理と自転車店の比較【コスト面】
自転車出張修理と自転車店の大きな違いは「コスト」にあります。
自転車店を経営すると店舗の家賃や内装費、光熱費はもちろんさまざまなコストが発生します。
その上、修理以外に自転車の販売サービスも行う場合には、商品の仕入れコストや在庫なども検討しなければなりません。
このようなコスト面について、自転車出張修理と自転車店を詳しく比較していきましょう。
①開業資金
自転車店を開業する場合、以下のような開業資金が必要となります。
・店舗の取得コスト
・内外装コスト
・商品(自転車、パーツ)の仕入れコスト
・作業用工具コスト
最もウェイト占めるのは店舗として使用する物件の取得費用や内外装にかかる費用です。
それらに加えて、商品として販売する自転車やホイールやタイヤなどのパーツ類の仕入れを行う必要もありますし、整備や修理に使用する工具も用意しなければなりません。
開業地などによっても開業資金に差はでますが、一般的には1,500万円程度が必要となります。
一方、自転車出張修理の場合、店舗を持つ必要はありません。
必要なのは出張用に使う自動車と修理・メンテナンスで使用するパーツ類や工具のみで開業できてしまいます。
店舗を持たなくても良いというだけで開業資金を大幅に抑えられるというのが特徴で、始めやすさに魅力があります。
一例として、以下に「サイクルラボ」での開業資金をご紹介します。
・加盟費/保証金/研修費:350,000円→0円(独立応援キャンペーン)
・工具費:80,000円
・ネット店作成・編集費:50,000円
・諸経費:20,000円
自転車店だと開業資金に1,000万円以上が必要となるのに対して、サイクルラボでの出張修理サービスの開業資金は20万円以下で収まります。
この圧倒的な開業に対する資金ハードルの低さが大きな特徴です。
②ランニングコスト(必要経費)
経営を続けていく中で発生するランニングコストについても違いがあります。
自転車店の場合、店舗が賃貸であれば毎月の家賃が発生しますし、光熱費やその他雑費などもかかります。
自分以外に従業員を雇う場合には人件費もかかりますし、商品販売で仕入れを行う原価も必要経費となります。
一方、出張修理の場合、修理やメンテナンスで使用するパール類の原価以外では、自動車のガソリン代や維持費などが中心となります。
店舗に関連する経費が発生しない上、自転車などの商品を仕入れる必要もないのでランニングコストは極めて低く抑えられます。
従業員も基本的に自分一人なので人件費はかかりません。
ちなみに「サイクルラボ」に加盟されている方の1年間でのランニングコストは以下のようになっています。
・原価:51,000円
・ガソリン代:8,000円
・ロイヤリティ:136,000円
・広告分担費:35,000円
・事務手数料:10,000円
・その他(保険):7,000円
「サイクルラボ」の場合、フランチャイズ契約となりますので、別途費用はかかりますが、それでも年間25万円程度のランニングコストで経営が可能です。
1ヶ月当たり約2万円程度と非常に小さい経費で経営ができますし、月50万円以上はかかる自転車店と比較しても大きな差があります。
③在庫
自転車出張修理の場合、仕入れは修理やメンテナンスに関連するパーツ類に限定されるため、在庫リスクも極めて低く抑えられます。
自転車店だと自転車本体はもちろんホイールやタイヤなど、さまざまなパーツを仕入れなければなりませんし、売れなければ在庫リスクを抱えることになってしまいます。
出張修理では商品を販売するというのではなく、サービスを提供するというビジネスモデルなので在庫リスクを最小限に抑えられます。
2.自転車出張修理と自転車店の比較【働き方】
働き方についても自転車出張修理と自転車店を比較していきましょう。
自転車に携わる仕事として、どのようなスタイルで働けるのか詳しく見ていきます。
①営業エリア
自転車出張修理の場合、営業エリアは「出張ができる範囲」となります。
自転車店ではお客様が足を運べる範囲または自転車を持ってこれる範囲が営業エリアになりますが、自分からお客様の元へ赴く出張修理ならより柔軟な営業エリアの決定が可能です。
②働き方
自転車店の場合、お店によっても異なりますが週5〜6日で朝から夜までの営業となります。
自転車出張修理の場合、営業時間に関しては自分の裁量で決めやすいという特徴があります。
自転車店と比較しても粗利率が約85%※高く、安定した経営が行いやすいため、営業時間と休日のバランスも取りやすいでしょう。
※サイクルラボ
③主業/副業
自転車店の場合、営業コストや利益率の低さから本業として腰を据えてやらないと安定した経営が難しくなります。
自転車者出張修理であれば営業時間も自分で決められますし、利益率も高いので人によって副業として活動することもできるでしょう。
ダブルワークなども一般的になってきていますし、例えば「土日のみ副業で自転車出張修理を行う」というスタイルも可能です。
④労働時間
自転車店と比較して自転車出張修理は経営に伴う業務も少なくなるため労働時間も短くすることが可能です。
例えば、自転車店だと商品の仕入れに関する雑務や店舗物件の管理、代理店との付き合いなどが発生しますが、自転車出張修理ならそういった業務も不要になります。
3.自転車出張修理のメリット
自転車出張修理を行うメリットについて解説します。
安定した経営を行う上で出張修理というスタイルが持つ利点を把握していきましょう。
①最小限の経営資源で利益が出せる
自転車出張修理の最大魅力は経営資源の小ささです。開業資金やランニングコストなど、自転車店と比較すると圧倒的に小さく抑えた上で利益を出すことができます。
利益率も高く、安定した経営が可能ですし、開業に伴うリスクも小さいというのが魅力です。
②在庫リスクを抱えない
出張修理は商品を販売するというビジネスモデルではないため、在庫を抱えるリスクは全くありません。
基本的な仕入れは修理やメンテナンスで使用するパーツに限られるので、自転車やホイールなどを抱えるスペースも不要です。
③労働時間やエリアなどマイペースなら働き方が可能
出張修理は、店舗経営と比較してもランニングコストや利益率の観点から、多様な働き方が可能です。
稼働曜日や時間を調整しながら自分に合った働き方をしたい場合には、出張修理がおすすめです。
4.自転車出張修理業に必要なスキルとは?
自転車出張修理を開業する上でメンテナンスや修理に関するスキルは当然必要になりますが、それ以外に必須となるスキルについて解説します。
安定した経営を継続するためにも必要なスキルを身に付けておきましょう。
①顧客獲得のための広告宣伝スキル
出張修理のデメリットの1つに「新規顧客の獲得が難しい」という点が挙げられます。
やはり自転車店だと新規のお客様でも入りやすいですし、お店を構えているだけで安心感を与えることができます。
出張修理だとお店のような実態を確認することができないため、新規で依頼をするハードルが高くなってしまいますし、そもそも出張修理サービスの存在を知られなければ顧客を獲得できません。
そのためにも「広告宣伝スキル」は必須と言えるでしょう。
営業エリア内でのポスティングはもちろん、Webサイトの作成、SNSやYoutubeなどを通じた宣伝活動などWebスキルやマーティングスキルも必要となってくるでしょう。
いかに出張修理サービスを認知してもらい、依頼するハードルを下げられるかが重要です。
「サイクルラボ」では、Webサイトの作成や編集、広告などのサポートも手厚く行っているので、そういったスキルがなくても安心です。
5.まとめ
自転車店よりも自転車出張修理が優れている理由について解説しました。
やはり開業資金やランニングコストといった費用面を低く抑えることができ、高い利益率を実現できるというのが大きな魅力といえるでしょう。
「サイクルラボ」では、開業から経営の安定化に至るまでの手厚いサポートを用意しております。
自転車出張修理の開業をお考えの方は、資料請求や説明会へ参加を検討してみてください。
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