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  • 執筆者の写真サイクルラボ

自転車出張修理とは何か?


「タイヤのパンク」や「チェーンの不調」など、さまざまな自転車のトラブルをその場で修理してくれる「自転車出張修理」


自転車店まで持っていくのが大変なときでも、自転車出張修理に依頼すれば専門のスタッフが駆けつけて自転車のトラブルを解決してくれます。


今回はそんな自転車出張修理の仕事について紹介していきます。


「自転車店との違いは?」「開業までの流れは?」「未経験でもできる?」など、さまざまな疑問に答えていきます。


 


1.自転車出張修理ってどんなサービス?


自転車出張修理は、パンクやチェーントラブルなど自転車に起きた問題を、その場に駆けつけて解決してくれるサービスです。


トラブルが起きて走れない状態になると、自転車店に持っていくのも大変ですし、最近ではネット通販で自転車を購入される方も増えてきている中で、頼れる自転車店が身近にないというケースも増えてきています。


自転車出張修理サービスは、電話やネットなどで依頼を受け付け、自宅や事務所など自転車のある場所まで赴き、その場で修理を行ってくれます。


また、店舗を持たず移動用の自動車を使って営業を行うため、必要経費が安く済み、ビジネスとしても安定して運営しやすいといった特徴もあります。


町の自転車店の経営が難しくなっている時代の中、自転車修理のニーズを満たす存在としても注目を集める業態といえるでしょう。


 

2.自転車出張修理の仕事の流れ


自転車出張修理が提供するサービスを詳しく理解するために、主な仕事の流れを紹介していきます。


具体的な流れを見ながら、自転車出張修理の仕事をイメージしてみてください。


①依頼〜現場到着

まず出張修理を依頼するお客様からの依頼を受け、現場に赴きます。


②自転車の確認〜見積もり

現場に到着したら依頼のあった自転車を確認し、修理内容の提案や金額の見積もりを行い、作業内容などが決定すれば精算を行います。


③修理作業

修理内容が決定したら、実際に作業を開始していきます。修理が完了したら、お客様に確認してもらい、サインをもらって依頼は完了となります。


 

3.自転車店とは何が違う?


自転車出張修理はさまざまな点で自転車店と大きく異なります。


仕事内容や開業に必要な物、コスト、営業エリアなど、各項目に分けて違いを明らかにしていきましょう。


①仕事内容の違い

自転車出張修理は、自転車の修理サービスを専門に請け負う業種となっています。


依頼のあった場所まで駆けつけ、その場で自転車の修理を行うというのが主な仕事内容です。


一方、自転車店の仕事は自転車やパーツの販売がメインとなっています。


お店で購入した自転車の修理やメンテナンスも請け負っていますが、中心となるのは販売業務といえるでしょう。


②開業時に必要な物

自転車出張修理の開業に必要な物としては下記のようになっています。


 ・自動車

 ・工具、補修パーツ

 ・ホームページなど


【参考】CYCLE LaBより


自動車さえ用意すれば、後は必要最小限のものだけで開業が可能です。


一方、自転車店だと下記のものが必要となります。


 ・店舗

 ・商品(自転車、パーツなど)

 ・工具、補修パーツ


自転車店の場合、実店舗を持つことになるため、開業に関しても大掛かりな準備が必要です。


物件の取得や内外装はもちろん、販売する自転車も揃えなければなりません。それに加えて修理や整備を行うための工具や補修パーツを揃える必要があります。


③開業資金/必要経費の違い


コスト面についても比較していきましょう。


自転車出張修理に関しては、開業時に自動車や工具を揃えて、後はホームページや広告といった費用だけで開業が可能です。


自動車の購入費用を除けば、数十万円での開業ができます。


また、必要経費に関しても、自動車の維持費やガソリン代、補修パーツ、広告費など少なく抑えることが可能です。


自転車店では、店舗の取得だけでも数百万円ほどかかってしまいますし、入荷する商品も数十台と揃えなければなりません。


内外装費や工具類などを加えても、開業には1,500万円程度の資金が必要です。


さらに、店舗の光熱費や賃貸であれば家賃など、店舗運営に関する必要経費も大きくなってしまうでしょう。


販売する自転車が売れなければ在庫を抱えてしまうため、利益を圧迫してしまうこともあります。


④営業エリアの違い

自転車出張修理の場合、営業エリアを自由に決められるという特徴があります。


自動車で対応できる範囲や、移動時間などを考慮して営業エリアを決めることができるため、より広範囲の利用者を獲得することも可能です。


自転車店の場合、基本的に営業は店舗の中だけでしか行えません。


お客様も店舗に通える範囲でしか獲得できないため、商圏が非常に狭いといえるでしょう。


 

4.自転車出張修理を開業するまでの流れ


これから自転車出張修理サービスを始めようと考えている方に向けて、開業までの流れを紹介していきます。


自転車出張修理フランチャイズの「CYCLE LaB」では、開業まで以下のような流れで行われます。


 ①事前相談:フランチャイズ経営の特徴などの説明

 ②加盟申込・候補エリアの決定

 ③プレ市場調査

 ④フランチャイズ契約の説明と締結

 ⑤オープン前基礎研修


自転車出張修理で稼いでいくためには、営業エリアを適切に決めることが重要です。


周辺の自転車店や競合の有無、自転車修理サービスの需要など、さまざま観点から営業範囲を決定していきます。


フランチャイズ契約を締結した後は、依頼の受注やパーツの仕入れ方法といった研修を行ってから開業に至ります。


CYCLE LaBでは、約10時間の営業・技術研修を行っているので、仕事の仕方や修理作業に関して細かいサポートを受けることができます。


自転車の補修パーツや工具に関しても、全て直営店から仕入れが可能など安心のバックアップ制度が用意されています。


【参考】CYCLE LaBより


 

5.未経験からでも自転車出張修理は始められる?


自転車業界の経験がない方でも、自転車出張修理を始めることは可能です。


CYCLE LaBでは、開業前に営業・技術研修をじっくりと行うので、未経験の方でも始められるような仕組みとなっています。


さらに、修理方法がわからないといったケースでも、直営店に持ち込むことで修理を代行するサポート体制もあるので安心です。


また、事業運営についてもスーパーバイザーが担当につくため、事業や税務などに関する相談も受け付けています。


 

6.自転車出張修理は稼げる?


自転車出張修理は、開業資金や必要経費を最小限に抑えて運営でき、商品販売を行わないスタイル在庫リスクも抱えないため、高い利益率を実現できるのが魅力です。


こういった観点では、自転車店と比較して自転車出張修理は稼ぎやすいといえるでしょう。


ただし、店舗を持たないため利用者に認知されるまでの広告費やネットスキルなどは必要となります。


ちなみにCYCLE LaBでの開業1年目における収支モデルケースは下記のようになっています。


【参考】CYCLE LaBより


年間約20万円程度の経費で済むことによって、非常に高い利益率を実現することが可能です。


着実にお客様を増やしていくことができれば、短期間で事業を軌道に乗せることができるでしょう。


 

7.まとめ


自転車出張修理業について詳しく紹介していきました。


最近では、健康志向の高まりから自転車を利用する人が増えてきているため、自転車本体だけでなく、修理やメンテナンスといったニーズも高まっています。


車一台あれば始められて、開業や運営資金も安く抑えられる自転車出張修理なら、高い利益率によって安定した運営を続けていくことができるでしょう。


「CYCLE LaB」では、自転車出張修理のフランチャイズオーナーを募集しています。


開業から運営まで手厚いサポートを用意しておりますので、自転車出張修理の開業をお考えの方は、ぜひ資料請求や説明会への参加をしてみてください。


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